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ヴァイオリン(2026年製)ストラディバリ「ヴィオッティ」1709年モデル「アルデバラン」、第20回ピソーニュ国際ヴァイオリン製作コンクール

「アルデバラン」をご紹介します。ストラディバリ「ヴィオッティ」1709年モデルをもとに製作したこのヴァイオリンは、第20回ピソーニュ国際ヴァイオリン製作コンクールにおいて第5位に選ばれました。

「アルデバラン」は、おうし座に輝く「牡牛の目」と呼ばれる星にちなんで名付けました。星々の中でひときわ存在感を放ち、天空を進む道を照らす一つの光。その名にふさわしく、この楽器の音色にも同じような存在感が宿っています。

調和がとれ、明瞭で弾きやすく、深みと輝きが自然に調和した音色。それが、この「アルデバラン」の持つ個性です。

アレッシオ・ヴェニエが演奏する「アルデバラン」。ストラディバリ「ヴィオッティ」1709年モデルをもとに製作し、第20回ピソーニュ国際ヴァイオリン製作コンクールで第5位を受賞したヴァイオリン。

ヴァイオリン(2025年製)グァルネリ・デル・ジェズ「リラ」

2025年より、私が製作するすべての楽器に、それぞれの個性と性格を映し出す名前を与えることにしました。楽器そのものが唯一無二であるように、そこから生まれる一つひとつの音楽もまた、かけがえのないものであってほしいという思いからです。

このヴァイオリンは、夜空でひときわ明るく輝く星、ベガを擁する「こと座(Lyra)」にちなんで名付けました。伝説的な1745年製グァルネリ・デル・ジェズ「レデュック」に着想を得たこの楽器は、天空の輝きと神秘、その両方を響きの中に映し出しています。

小さなハープを思わせること座の形は、まさに音楽そのものへの天上からの呼びかけのようです。そして「リラ」は、グァルネリ・デル・ジェズの作品を永遠のものとした、力強く深みのある音色を奏でます。

アレッシオ・ヴェニエが演奏する、マルコ・カルニェルッティによる2025年最初のヴァイオリン。グァルネリ・デル・ジェズの楽器をもとに製作。

チェロ(2024年製)オリジナルモデル、第17回クレモナ・トリエンナーレ国際弦楽器製作コンクール

このチェロは、2024年9月にクレモナで開催された第17回クレモナ・トリエンナーレ国際弦楽器製作コンクールに出品しました。

このモデルを完成させるために数か月にわたって研究を重ね、製作には1年半以上を費やしました。このチェロは、力強く、深みのあるダークな音色と、調和のとれた響きを持っています。

表板には、イタリア北東部アルプス地方産の最高級スプルース材を使用しており、その木目には「ベア・クロー」と呼ばれる特徴的な杢が見られます。

2枚接ぎの裏板、側板、ネックには、バルカン地方の森林から採れるカエデ材を使用しており、美しく深い虎杢が特徴です。

テールガットにはダイニーマを、エンドピンにはカーボンファイバーを使用しています。

アントニオ・メリーチが、クレモナで開催された第17回クレモナ・トリエンナーレ国際弦楽器製作コンクールに出品したオリジナルモデルのチェロを演奏。

ヴァイオリン(2024年製)ストラディバリ「ヴィオッティ」1709年モデル、第2回 G.B. グァダニーニ・ヴァイオリン製作コンクール第1位

1709年製ストラディバリ「ヴィオッティ・エクス・ブルース」モデルをもとに製作したこのヴァイオリンは、2024年5月にピアチェンツァで開催された第2回 G.B. グァダニーニ・ヴァイオリン製作コンクールにおいて、第1位を受賞しました。

表板には、イタリア北東部アルプス地方産の最高級スプルース材を使用しています。木目は非常に規則正しく、まっすぐに通っています。

一枚板で仕上げた裏板、側板、ネックには、バルカン地方の森林から採れるカエデ材を使用しており、美しく深い虎杢が特徴です。

アレッシオ・ヴェニエが、ピアチェンツァで開催されたG.B.グァダニーニ・ヴァイオリン製作コンクール第1位受賞作品を演奏。

ヴァイオリン(2024年)Guarneri del Gesùモデル

「レデュック」は、私にとって大きな挑戦でした。独特なスクロールの形状と f 字孔の配置により、美的な完成度と音響的な仕上がりに、これまで以上に意識を集中させる必要がありました。

制作に取り組む時間はとても楽しく、その努力が実を結んだことを嬉しく思います。

アレッシオ・ヴェニエル氏によるマルコ・カルニェルッティ作ヴァイオリン(2024年)『グァルネリ・デル・ジェズ』モデルの試奏

 

ヴァイオリン(2023年)Guarneri del Gesùモデル

1740年の『イザイ』ヴァイオリンを基に、1700年代前半にグァルネリが行った音色への探求を手本とする、私なりの音色の研究への第一歩となるヴァイオリンです。彼の一本一本異なる楽器の進化は、頭の中にあった理想の音の探求を常に続けていたためだと思われてなりません。

アレッシオ・ヴェニエル氏によるマルコ・カルニェルッティ作ヴァイオリン(2023年)『グァルネリ・デル・ジェズ』モデルの試奏

ヴァイオリン(2022年)Stradivari “Toscano” 1690モデル、第17回ピソーニュ・ヴァイオリン製作コンクール

1690年ストラディバリ『トスカーノ』モデルのこのヴァイオリンは、このヴァイオリンは、2023年6月に開催された第17回ピソーニュ国際ヴァイオリン製作コンクールに参加しました。表板は北東アルプス地方の最高級スプルース材で、細く、非常に規則的な木目を持ちます。裏板、側板、ヘッドはバルカン地方の森林から採れるカエデ材で、美しく深い虎杢が特徴です。私が作る楽器には音響と見た目に最良の結果をもたらす、柔軟かつ強靭な最高品質の琥珀色のニスのみを使用します。

アレッシオ・ヴェニエは、第17回ピソーニュ・ヴァイオリン製作コンクールで発表されたストラディヴァリ・トスカーノ1690をベースにしたマルコ・カルニェルッティの2023年の第一ヴァイオリンを演奏する

 

ヴァイオリン(2023年)Guarneri del Gesùモデル

1740年の『イザイ』ヴァイオリンを基に、1700年代前半にグァルネリが行った音色への探求を手本とする、私なりの音色の研究への第一歩となるヴァイオリンです。彼の一本一本異なる楽器の進化は、頭の中にあった理想の音の探求を常に続けていたためだと思われてなりません。

アレッシオ・ヴェニエル氏によるマルコ・カルニェルッティ作ヴァイオリン(2023年)『グァルネリ・デル・ジェズ』モデルの試奏